熊野古道の2日目は、熊野本宮大社です。
朝、宿から望む熊野灘が綺麗ですね。
昨日同様に波もなく、海面は静かに佇んでいます。
昨日行った那智大社のさらに奥地に本宮大社はあります。
バスで山道をずいぶん走ると熊野本宮大社に到着・・・・
扁額に熊野大権現とある大鳥居をくぐって、いよいよ参拝スタートです。
ま、またしても・・・・階段が・・・・
ま、熊野ですから当然といえば当然ですね・・・・・(笑)
本宮大社の境内に到着です。
昨日の熊野那智大社と違って、本宮大社は木の素地のままのお社です。
良いですね〜。
ここもまた、イザナギ、イザナミ、アマテラス、スサノオ、ハヤタマが祭祀神ですが、
主祭祀神はスサノオです。
昨日の熊野那智大社はイザナミでした・・・・念のため。
参拝のアレンジをして頂いたのは、今回も筥崎宮の田村権宮司です。
正式参拝ということで、大社の内宮まで入れていただきました。
すごい気配です。
3年前、伊勢神宮のお白石持ちの行事で遷宮前の内宮に入って以来のパワーです。
そういえば、地面に敷きつめられた白い玉石も伊勢神宮と類似しています。
檜皮葺の屋根、熊野造りの建築、神々しい千木と鰹木・・・・ 神々が宿っているに違いありません。
本宮大社から500メートルほど離れた場所にもの凄く大きな鳥居があります。
大斎原・・・・<おおゆのはら>と読みます。
ここはかつて熊野本宮大社があった場所です。
明治22年の大洪水で社殿の多くが流出したため、大社は今の場所に移転したのだそうです。
ここがその入り口・・・・筥崎宮の田村権宮司とうちの家人です。
次の角を曲がった途端、大鳥居・・・本当に大鳥居ですよ・・・が眼前に現れます。
感動です・・・この瞬間!
辺り一帯はのどかな田園風景です。
うーん、たまりませんねえ・・・この景観!
大斎原に到着。
神が舞い降りてきました!
ここが明治時代まで本宮があった場所・・・<おおゆのはら>です。
5棟12社、楼門、神楽殿、能舞台などがあり、現在の数倍の規模があったと書かれています。
水害で流されなかった4社だけが現在の場所に移築されたのだそうです。
水害の原因となったのは、大斎原の真横を流れるこの河川敷。
熊野川・音無川・岩田川の3つの川の合流地点です。
大斎原はその中洲なんですね。
確かに、川が溢れるとひとたまりもなさそうです。
今回は、第三の大社である速玉大社に立ち寄れませんでしたので、次回 (あればですが・・・・)への宿題ということになりました。
とりあえずネットの画像を載せておきます m(_ _)m
♫ ♫ ♫
昨日のブログでちょっと個性的なピアノトリオを紹介しましたので、
今日もそんなピアニストを続けて紹介しましょう。
1960年代から今も現役の個性派ピアニスト〜ドン・フリードマンです。
リバーサイドレコードからビル・エバンス派のピアニストとしてデビューして以来、
美しいピアノタッチで佳作を発表し続けています。
彼のデビューアルバム『CIRCLE WALTZ』を是非聴いてみてください。
CIRCLE WALTZ/Don Friedman (Riverside)
Don Friedman(p), Chuck Israels(b), Pete LaRoca(ds)
1962年録音
1 Circle Waltz
2 Sea’s Breeze
3 I Hear A Rhapsody
4 In Your Own Sweet Way
5 Loves Parting
6 So In Love
7 Modes Pivoting
8 Sea’s Breeze