券番のお仕事をちょっとだけ手伝うことになりそうで、祇園に視察に来ています。
券番というのは、芸妓さんのマネジメント事務所のことで、見番とも検番とも書きます。
あまり知られてないんですが、博多には博多券番があって、立ち方さんが10人、地方(じかた)さんが6人所属されています。
えー、立ち方というのは踊り担当、地方(じかた)というのは楽器とお唄い担当です、念のため(^o^)
博多券番ホームページより
京都には花街が6ヶ所あるそうで (祇園甲部、祇園東、先斗町、宮川町、上七軒、嶋原) 、芸妓さんが200人くらい、修業中の舞妓さんが80人くらいいらっしゃるそうです。
博多とは全然規模が違いますね・・・・
という訳で、祇園に来ています(笑)
京都の歓楽街は、南北に走る花見小路を中心に広がっていまして・・・・
まずは新橋通の辰巳大明神にお参りです。
辰巳稲荷の右手に見えている新橋通は江戸時代から続く花街で、お茶屋が多く残っていたのを京都市によって昭和40年代から保存修景され、現在の街並みが形成されています。
そんなお茶屋様式の家屋をちょっとレポートします。
これらの建物の中は、実はバーやナイトクラブが入っていて、中には大理石張りの地下まで作ってあったりします。
新橋通から白川を渡って祇園の切通しへ入っていくと、夜の繁華街が拡がる一帯です。
この時間帯はまだ静かですね (^人^)
そして祇園花見小路です。
四条通からの入り口に構える一力茶屋は有名ですよね。
← この2枚は
ウェブ画像です(^人^)
う〜ん、 どこもレベルの高い意匠です・・・・・
博多券番も頑張らないといけませんですねぇ。
最後にひとつ薀蓄を・・・
花街のお茶屋の店先に吊るす提灯には、花街ごとに紋があるんですね。
祇園甲部のお団子マーク、先斗町の千鳥マークは有名です。
京都のことは書き出すと止まりません。
本日はここまで!
♫ ♫ ♫
昨日のブログで笠井紀美子さんの初期のアルバムを紹介したので、今日は1970年代後半に彼女がメジャーレーベルのCBSに移籍して、ちょっとブレイクした時代のアルバムを紹介しましょう。
1枚目。シダーウォルトン・トリオを伴奏に歌ったノリノリのライブ盤「KIMIKO IS HERE」です。
ハスキーヴォイスでグルービーに歌う笠井、ブルージーなシダーのピアノ・・・
これぞジャズ ! っていう感じですね。
KIMIKO IS HERE/笠井紀美子 (CBS)
笠井紀美子(vo), Cedar Walton(p), Sam Jones(b), Billy Higgins(ds)
1975年録音
1 Dat Dare
2 I am the girl
3 No Tears(In the end)
4 Meaning of the blues
5 It could happen to you
6 Sad song
7 I sidn`t know what time it was
8 Moondance
9 Round midnight
10 Jazz ain`t nothin` but soul
2枚目。笠井紀美子、まさかのフュージョンアルバム「TOKYO SPECIAL」です。
折からのフュージョンブームに乗って、ポップスチャートにランクインしました。
TOKYO SPECIAL/笠井紀美子 (CBS)
1977年録音
1 バイブレイション (Love Celebration)
2 やりかけの人生
3 夏の初めのイメージ
4 ベリー・スペシャル・モーメント
5 人はそれぞれ・・・(Just Another Love Song)
6 TOKYO SPECIAL (Manhattan Special)
7 木もれ陽 (Sequoia Forest)
8 テイク・ミー
9 待ってて (Laid Back Mad Or Mellow)