昨日のことからですが・・・
昨夜は雨模様・・・でも、8時過ぎから函館山に登ってきました。
街なかよりも気温が4〜5度は低い感じで、コートが欲しい涼しさですね。
展望台はまだ観光客でいっぱい。
大変な賑わいです。
9月10日・・・・今日。
朝は天候が崩れそうな雲行きでしたが・・・
家人が晴れ人のせいか、8時過ぎには青空に変わりました。
旅館の窓から眺める津軽海峡です。
今日はまず五稜郭です。
2月に来た時は雪景色の五稜郭でしたが、今回は快晴で・・・・なんか、北海道じゃないみたいです。
まずは五稜郭タワーに登って五角形の城郭の全容を眺めます。
タワー頂部の展望台は・・・もちろん、五角形です・・・・よね。
五稜郭のスターはなんといっても 土方歳三 です。
新撰組時代は敵のみならず味方をも粛清して鬼と恐れられたこの副将は、函館軍団では部下に心底慕われるリーダーとして活躍し、最期は馬上に散ったのであります。
で、これが五稜郭の航空写真です。
当時のフランスの海軍が伝授した無敵の城郭の形式だとか・・・
設計者は武田斐三郎 (あやさぶろう) という蘭学者です。
そして、五稜郭内に残された箱館奉行所。
下田とともに日本で 最も早く開港した港を警護していた奉行所です。
綺麗な建築フォルムは・・・数年前に復元して全部建て替えたのだそうです。
屋根の窯変風瓦は、釉薬の調合を変えて焼いたのだとか・・・いい風情が出てます。
昼食はカレー。
有名な函館五島軒で鴨カレーをいただきました。
日本で最初にカレーメニューを出したレストラン。
うまいっ!
函館市末広町 4-5/0138-23-1106
午後から元町界隈の散策です。
ここは開港後に栄えた外国人居留地区です。
元町という町名は横浜と神戸が有名ですが、ここ函館の元町も古くから栄えた街です。
<もともと街の中心だった場所>をモトマチと呼ぶんですね。
函館の街路にはナナカマドがたくさん植えてあります。
7回かまどに入れても燃えないというくらい火に強い木だそうです。
真っ赤で綺麗な実なんですが・・・・
実は毒性が強く、鳥が絶対に食べないそうで・・・・歩道が糞で汚れることもないとか。
まず目に入るのが 函館聖ヨハネ教会。
1874年に宣教が開始された英国聖公会(現、日本聖公会北海道教区)の教会。現在の建物は1979年築。
茶色の十字形をした屋根が印象的。元町の有名な教会群の一角。
次は万延1年(1860)に創建されたロシア正教会聖堂(函館ハリストス正教会)。
昭和57年に国の重要文化財に指定。
最後は、函館区公会堂。
明治43年(1910)に創建された公会堂。
もともとあった町会所が焼失したため、現存するのは再建されたものだそうです。
いや〜 、神戸とはまた 違った風情がありますね。
日本で最初に海外に解放された港町って・・・・なんか歴史の重みを感じさせてくれました。
函館観光のラストは、金森赤煉瓦倉庫です。
小樽運河の倉庫群と違って、こちらは赤煉瓦に華があります。
前回は吹雪の中の訪問でしたが、今回は真っ青な青空の下での散策でした。
やっぱり、日ごろの行いですかね・・・・(笑)
♫ ♫ ♫ TODAY’S MUSIC ♫ ♫ ♫
秋の青空が眩しい季節です。
爽やかで陽気な曲が聴きたいですね。
ソニー・クリスはどうでしょうか。
1960年代に西海岸で活躍したアルトサックス奏者です。
ちょっとポップな曲を取り上げたアルバム『UP UP AND AWAY』から サニー をどうぞ。
UP UP AND AWAY/Sonny Criss (Prestige)
Sonny Criss(as), Cedar Walton(p), Tal Farlow(g), Bob Cranshaw(b), Lenny McBrown(ds)
1967年録音
1 Up, Up and Away
2 Willow Weep for Me
3 This is for Benny
4 Sunny
5 Scrapple from the Apple
6 Paris Blues