博多21の会恒例の秋の研修旅行・・・今年は<熊野古道>です。
熊野古道というのは、熊野三山(熊野本宮大社、熊野那智大社、熊野速玉大社)へと続く参詣道のことで、全部で6つの経路があります。
この一帯はユネスコの世界遺産ですよね。
今回の経路は関空からのバスツアーで、紀伊路〜大辺路 (おおへち) のルートで那智勝浦に入り、
ここを拠点に熊野那智大社と熊野本宮大社に詣でるというスケジュール・・・1泊2日のスピードツアーでした。
とにかく遠い。
熊野はそんな印象です。
バスの右手には延々と太平洋の海原が続きます。
この日は波がほとんど無い、とても静かな太平洋でした。
途中、日本最南端の潮岬でランチです。
関空から約5時間バスを走らせて、ようやく熊野那智大社に到着です。
し、しかし・・・参道入口から本殿までなんと!473段の階段が・・・(涙)
やっと拝殿に到着、足がもう・・・・(笑)
この拝殿の裏手に本殿があります。
普通は入れないのですが、特別に拝観させていただきました。
熊野の祭祀神は、イザナギ、イザナミ、スサノオ、アマテラス、ハヤタマの5柱ですが・・・
この熊野那智大社はイザナミが主祭祀神だそうです。
熊野ではもうひとつ、八咫鴉 (やたがらす) が有名です。
神武天皇を橿原の都まで導いて石になったという伝説のカラスです。
これがその石と八咫鴉の像です。
八咫鴉の咫 (やた) は寸法の単位のことで、約18センチだそうです。
ですから八咫鴉は144センチのカラス・・・デカっ・・・かというとそうではなく、
大きいカラスという意味合いだそうで・・・
もうひとつ・・・
熊野那智大社といえば、日本三名瀑に数えられる那智大滝です。
落差133メートルの大滝は遥か熊野灘からも見えるそうで、
神武天皇はこの滝を目印にこの地にたどり着いたのだとか・・・・
大社の境内からも遠望できました。
せっかくなのでバスで近くまで行ってみました。
滝に降りる階段路が自然石の石畳で、けっこう足にくるんです・・・・うぅ。
で、ようやく到着。
霊験あらたかな空気が漂います・・・・さすがです・・・
↑ 画像をクリックすると動画が見れます
那智の大滝
本日はここまで。
明日はいよいよ熊野本宮大社に正式参拝です。
足が・・・・
♫ ♫ ♫
エディ・コスタというピアニストがいます。
正確には、いました・・・です。
1962年に31才で亡くなった夭逝のミュージシャンです。
彼が28才の時に録音した畢竟の名盤があります。
THE HOUSE OF BLUE LIGHTS・・・ピアノトリオによる演奏集です。
低音域を駆使したアドリブラインがずっしりと心に響きます。
アブストラクトな音使いも知的な空気があって良いですよ。
THE HOUSE OF BLUE LIGHTS/Eddie Costa (Dot)
Eddie Costa(p), Wendell Marshall(b), Paul Motian(ds)
1959年録音
2 My Funny Valentine
3 Diane
4 Annabelle
5 When I Fall In Love
6 What’s To Ya