京都2日目です。
昨日の曇り空が、今日は目も覚めそうな青空に!
琵琶湖に行こう!
不意に思いついて、今日は琵琶湖の湖西を車で走りました。
最初に向かったのは、琵琶湖大橋に近い満月寺という湖畔の寺院・・・平安時代に恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立した寺院です。
湖面に建てられた阿弥陀堂 〜 浮御堂 (うきみどう) が有名です。
安藤広重作の近江八景「堅田の落雁」に当時の浮御堂が描かれています。
歌川広重作 近江八景のうち「堅田の落雁」 1834年出版
左手に湖面に突き出しているのが浮御堂ですね。
これが実際の浮御堂です。
御堂の中には、千体の阿弥陀如来像が置かれていました。
境内の観音堂には重要文化財である聖観音座像が安置されています。
ネットの画像ですが・・・
次に訪れたのは、ハイヤーの運転手さんオススメの唐崎神社。
ここは日吉大社の摂社になるんですが、見事な松が有名な神社です。
満月寺同様に歌川広重が描いた近江八景の一枚 〜『唐崎の夜雨』に描かれています。
歌川広重作 近江八景のうち「唐崎の夜雨」 1834年出版
一応、その碑の前で記念撮影を!
で、見事な松がこれです!
今回、顔出し過ぎですね・・・・・私(笑)
さて、夕方から福岡のエピキュリアンの会の皆さんと合流することになっていて・・・
エピキュリアン・・・・快楽主義者あるいは享楽主義者・・・・ウーン、危険です(笑)
エピキュリアン、今回の上洛のお目当は・・・・白子、
と言っても、サカナの白子ではなく・・・・ハイ、これですね!
そう、タケノコです。
まだ土から顔を出していない、陽に当たっていないタケノコのことです。
有名な京都大原野のタケノコ畑でこの朝掘った最高級のタケノコです。
これを、鯛とツワブキと一緒にお鍋にして頂きます。
出来上がったお椀がコレです!
エグ味の一切ない、そして甘〜い・・・かつて口にしたことのない絶品タケノコでした。
ふんだんに乗せられている緑は山椒の葉です。
これがまた香りも味も料理を引き立てて・・・・京料理の真髄を味あわせてくれます。
で、エピキュリアン達は、博多から持ち込んだワインでこれを食しようと・・・・
登場したのはニコラ家のセラーに長く放置?されていたヴィンテージの赤。
しかもマグナムボトルです。
年代物のコルクがうまく開くかどうか・・・竹茂楼専属のソムリエも困惑顔です。
ボルドー・サンテミリオンのグランクリュ・・・・
シャトー・オープランテイの1981年と1986年です。
あっという間に完飲でした。
この後も、竹茂楼の名物 〜 うなぎの蒲焼、稚鮎の天ぷらなど・・・
いやはや贅沢な一夜となりました。
エピキュリアンの皆さんに感謝!
♫ ♫ ♫ TODAY’S MUSIC ♫ ♫ ♫
一番好きなジャズのジャンルは、やっぱり1950年代半ばから1960年代半ばに演奏された<ハードバップ>です。
なかでもテナーサックスのハンク・モブレー・・・・
ハードバップを肌で感じさせてくれるジャズマンです。
最近、モブレーがヨーロッパ楽旅の折に、オランダで現地のミュージシャン達と録音した 素晴らしい演奏が発掘されました。
いいですね!
こんな演奏が、テレビ局などにまだたくさん残ってるはずです。
欧州の皆さん、頑張って見つけてください。
IN HOLLAND/Hank Mobley (Space Shower Music)
Hank Mobley(ts), Pim Jacobs(p), Wim Overgaaum(g), Ruud Jacobs(b), Han Bennink(ds)
1968年録音
1 Summertime
2 Sonny’s Tune
3 Airegin
4 I Didn’t Know What Time It Was
5 Twenty-Four And More
6 Blues By Five
7 Like Someone In Love
8 Vierd Blues
9 Three Way Split
10 Autumn Leaves