キャリアサマリー
九州大学工学部を卒業後、半導体を応用した部品メーカーに勤務。30代で製造ラインの生産計画、実績管理などの部門を担当した。この実績を活かし、40代から福岡県内の大手食品メーカーに転職。製造部門の工程管理を担当し、生産管理、改善計画、異常対応、労務管理などを行った。その後、予算管理、生産性向上管理、スタッフ教育などを歴任し、50代から本部にて販売・経営企画・商品の統括業務に就いた。退職後、食品関連企業での勤務を経て、2016年に志賀設計に入社。フード事業部にて、食品生産施設設計の監修を行なっている。フード事業エンジニアリング部上席技術役。1953年生れ。福岡県出身
Q. 志賀設計ではどのような仕事をしているのですか?
食品製造の現場でさまざまな問題解決に取り組んできたこれまでの実績を活かし、志賀設計が関わる食品工場の設計がより良いものになるようアドバイスを行っています。
例えば、生物(虫や小動物)混入の回避、結露の回避、大量の排水処理、環境問題への配慮など、一般建築では大きく取り上げない事項が食品工場では大問題となりますので、私の経験を活かしたアドバイスが重要であると認識して仕事を行なっています。
Q. あなたにとっての建築設計とは?
設計という仕事は、何もない敷地の上に、さまざまな条件をクリアしながら、最終的に<ひとつのカタチ>を創りだすという実に緻密な作業です。設計スタッフの皆さんの設計への取り組みを見ていると、本当に大変な仕事だと感じます。
異業種からの参入者である私にとっての使命は、<食品>という大切な商品を安心・安全に生産するための<魔法の箱~工場>に、経験をフルに活かしたアドバイスを行なうことだと考えています。
Q. 60歳を過ぎての再就職で、職場での居心地はどうですか?
新しい分野の職場だったので、初めはとまどいもありましたが、志賀設計の皆さんは気さくな方ばかりで、とても楽しく働いています。
同世代の方も数人いらっしゃるので話題にも事欠きません。
今年から、週3日体制の勤務にしていますが、スタッフの皆さんとはこれまで以上に積極的なコミュニケーションをとるよう心掛けています。  
Q. 社内制度で気に入っているところ。
社内で季節ごとに開かれるレクレーションは、スタッフが楽しみにしている行事です。
コロナ禍での花見は社内のラウンジで開催。デパ地下でオードブルを揃えたり、スタッフ手作りのローストビーフを持ち寄ったり、ヴィンテージのワインを開けたりで、ちょっと贅沢でアットホームなパーティでした。
12月のクリスマス家族会は毎年市内の人気レストランで開かれ、しかも豪華景品が当たる抽選会があるのでみんな気合を入れて参加します(笑)。楽しくて自由な雰囲気の会社だと思います。
また、湯布院にある会員制の保養施設(ホテル)が無料で使えるので、年に一度は身体を休めに行きます。規定の範囲内であれば、家族や友人の宿泊費や交通費まで会社が全額負担してくれるので、これは助かります。建築設計事務所でこんな制度があるのは、正直驚きです。

毎月、社内で勉強会やイベントが実施されますが、仕事の話題だけではなく、ファッションに関わるパーソナルカラーのセミナーがあったりして、実に興味深い内容です。
社長いわく「建築を学ぶなら、建築周辺の文化まで学ぼう」と言うわけで、こんなファッションの勉強会までやってるそうです。毎日の忙しい仕事の中で、ユニークさとユーモアを忘れないセンスがとても気に入ってます。
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